花の静物画です。
こういう絵はたいてい花瓶に入っていますが、ごらんのようにこの絵もそうです。 花瓶は中が空っぽで、外側がかたいことによって容れ物になっていますが、この花瓶に大きな意味があると読み解きます。外がかたくて中がうつろ、つまりこの世界、あるいは人生を表しています。
この絵の場合、花瓶は硝子でできているようですが、余計に儚くて割れやすいということの象徴です。
そして花が活けられています。ひまわりのようにも見えますが、ひまわりだとすると夏の花として知られています。花言葉は、太陽を追って向いていくことから、あこがれ、あなたを見つめる、愛慕、敬慕、崇拝、情熱という意味もあるようです。
つまり、あなたの人生はいま輝いているよ、ということを読み解いていくこともできます。
絵を見るという行為から読むということが始まったのは15世紀、ルネッサンスの頃からだと言われています。
そういった寓意図としての鑑賞も愉しい、安東克典、Up North期の一幅です。
絵のサイズ:300mm×205mm 紙のサイズ:380mm×285mm イラストボード・カラーペンシル
オリジナルはお求めいただきました。画廊の方でご用意しているのはジクレーという複製画になります。この作品は岡村印刷工業株式会社様の奈良にある車木工房で制作をいただきました。ミストグラフという印刷技法になります。
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