女良とかねよと東浪見のひかり。

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一宮町の浜 東浪見海岸は世界的なサーフィンの大会も開催される海岸だそうです。



ここに初めて訪れたのは厳しい冬、寒くて寒くて、顔が険しくなる程の冷たい風の中、波乗りをされている方が幾人も。東浪見がいいなと思ったのは波が、ということでなく、光の感じがとてもよかったからです。東浪見海岸の東側は太平洋で、西側からの夕方の陽射し、マジックアワーの光を求めていたらここを見つけたという次第です。



アスファルトの敷かれた広い駐車場にはお手洗いも併設されていて、冷たい風の中、熱いお茶を飲んで、澄んだ空気を胸にいっぱい吸い込むと、気持ちが和みました。



ここからほど近い国道128号、外房黒潮ラインを御宿の方へ向かって行くと定食屋が二軒ります。一つがかねよ食堂、もう一つが女良食堂という。どちらも美味しくて安くてボリュームがあって、海で冷たくなった体を暖めてくれて、一息つける場所です。



教えてくれたのはやはり波乗りをされている方で、いまは湘南の方へ自宅を構えて居るのだけど、昔はずいぶん千葉の、それも東浪見のあたりをポイントとして波乗りを楽しまれていたそうです。我々が房総の外房の辺りへしばしば行っているので、腹が減ったら女良かかねよがいいよ、と教えてくれました。



この定食屋同士は128号を挟んで1kmほど離れている。クルマだと1分程度の距離。定休日は重ならないよう?に火曜日と水曜日に分かれています。



どちらの店も気さくで、一見の我々を暖かく迎えてくれました。


のんびりと東浪見まで足を伸ばし、地元の食堂のざわめきを感じるのもたまにはいいかもしれないですね。